京浜急行生麦駅で10時に待合せ、皆さんほぼ時間どおりに集合し、キリンビールの工場へ。
生麦といえば、昔、社会か歴史の教科書で習った生麦事件の有った場所。 大名行列を外国人が横切り手打ちにされた事で有名な場所であることを思い出した。 
 このような歴史のある場所にあるキリンビールも歴史ある会社。
工場見学の時にもらったパンフレットによれば1870年(明治3年)にウイリアム・コープランドという人によって設立されたスプリングバレー・ブルワリーが母体で、1888年(明治21年)その土地と建物を引き継ぎジャパン・ブルワリーが設立され「キリンビール」を発売。この事業を継承し1907年(明治40年)麒麟麦酒株式会社を設立し、今に続いているそうです。
 今回、49会メンバー14名と新人1名の合計15名が参加、駅から徒歩で工場へ移動。工場の中では女性のガイドさんがビールの製造工程を詳しく説明してくれました。 原料となる二条大麦で麦汁を作りそれを発酵させホップで香りと味を仕上げるとのこと。
麦汁を飲ませてもらったが、焼き芋をジュースにした様な味で、甘く美味しさを味わえました。
 生産工場内のガラス張りの製造工程では、説明と平行してビデオで実際の製造の様子が見れる様になっていて
  1.ビール瓶の流れ作業。現在では出荷量の10パーセント程度との事。
  2.アルミ缶にビールを詰め出荷日を印字する作業。
どちらも、もの凄い早さでビールが詰められシーリングされる工程が見れました。
見学終了後、工場内のレストランで無料のビールを飲みながら談話し、リラックス。
 当日は今迄以上に暑く最高気温37度というい日でしたが、併設の野外レストランでバーベキュー、猛暑と湿度の中で食べながら色々な話題で盛り上がり、帰り路は40度に近い気温、道路からの照り返しとアルコールで汗だらだらでしたが、暑さにも負けず楽しい一日が送れました。
 皆さん徐々に定年を迎え生活が大きく変化する年代、同じ大学を卒業した同世代の仲間達との交流は定年後の生活のヒントや目的を見いだせる可能性が有るのではと思います。定年後の楽しみの一つに白門会の参加を考えてはどうでしょうか?その都度、多少参加者の顔ぶれが変わり違った経験や話題が聞けるかも?とにかく、49年白門会には色々な学部を卒業後、違った分野で仕事をしてきた人達が参加しています。視野を広め定年後の人生に色々な意味で刺激になるのではと思いますが?